「一寸先は闇(いっすんさきは やみ)」ほんの少し先の未来さえ、何が起こるか全く予測できないという意味のことわざ。戦前の昭和生まれの私は、このことわざにに匹敵する事柄に何度も衝撃を受けてきました。しかし、それら全てを超え衝撃的な「「一寸先は闇」の思いに一瞬、思考停止となった事実。次女の「悪性脳腫瘍」の罹患と余命「4カ月」宣告を受けたときでした。手術は不可、延命治療効果もさして望めない。静かに慎重に伝える脳外科医の言葉を呆然と、声もなく、ただぼんやりと聞きいる私。その後に、娘を失うという恐怖、あまりにむごい娘の人生への憐憫。そして強く思ったのは当時、私は72歳、娘は44歳「なぜ?私ではないの?順序が違うじゃないの、おかしいじゃない!」責める相手はいません!私は運命を呪わずにはいられませんでした。すぐに、長女のマダム晴美・長男・品川一治・次男・品川 祐に緊急連絡。この時から8カ月。できる限りの延命治療(効果は約束できないと言われても)頻繁な家族の食事会などを重ねました。私には子供たち、夫、孫がいることが、絶望感の中の救いでした。超が付く程家族が好きな次女にも奥深い魂の部分で愛されいる喜びを甘受していたと、思います。私48歳。子供たちもそれそれの道に巣立って行くときに揃って撮った写真。個々には会っても、4人がそろったのは、この時から22年後。娘が脳腫瘍に罹患したときでした。必ず訪れる【死】の迎え方を一人の人間、また、魅力研究家としては、「一寸先は闇」の覚悟もし、闇を光に変える生き方を研究しながらお伝えしてもきました。さらにその思いが強くなった85歳の今です。
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